ナナラボ

デジタル声優アイドル「22/7」を応援する、新米パパ技術者のブログです!

「僕が持ってるものなら」発売記念ライブ第二部レポート(2/2)

前回からの続きで「僕が持ってるものなら」発売記念ライブ第二部レポート(2/2)を書いていきます。
ずっとこの時間が続けばいいのにという気持ちと裏腹に、ライブも終盤に近づく。ちはるんがソロで歌う最初で最後の歌とは…そしてメンバーとの絆に感動必至のフィナーレをあなたは目にする。


「僕が持ってるものなら」発売記念ライブ第二部レポート(1/2)がまだの方はこちらからどうぞ。
nanalab.hatenablog.com


7thシングル全曲を披露し白組によるキウイ主張の感想MCコーナーだ。メンバー間でもみかみんラップは好評でかなえるはみかみんラップパートを暗記しているようだ。

かなえる「リハ前に調べてみたら(バナナの種は)突然変異でなくなったらしいよ〜」

かなえるがみかみんラップにちなんだ豆知識を提供。しっかり下調べしているのが丸山あかねを演じるかなえるたる所以だろう。またメンバーそれぞれキウイの役柄が設定されていて、

萌ちゃん「可愛いキウイ」
かなえる「セクシーキウイ」
なごみん「恥ずかしがり屋キウイ」
るーりー「拗ねてるキウイ」

とのことだ。あいなっちのキウイの役柄が気になるところ。ちなみになごみんは白組としてインタビューに臨んだ時に初めてキウイを口にしたという。味はよかったが、つぶつぶが気になったらしい(笑)こんな可愛らしいエピソード満載のこの曲は「美味しい果実には種がある」になぞらえて果実を女の子に例えている。種(可愛らしいだけじゃない一面)も含めてその女の子を愛して欲しいと歌った曲だそうだ。

個人的にツボだったのが、女の子は面倒くさいんですという話しになった時にかなえる自身の話になり、

かなえる「私って面倒くさい? 」
メンバー「 そういうとこだぞ」

というやり取り。セクシー美女なかなえるなら面倒くさいところがあっても全然問題ない。


続くは赤組。

うたちゃん「投げキッスの時にウインクしました♪」
うたちゃんは予告通りウインクをしたとのこと。残念ながら配信組からは確認できなかった。

れいにゃん「ウインクはやらない主義…意外でしょ?」

これは意外。れいにゃんはステージ上ではウインクしない主義とのこと。その可愛らしいルックスからウインクしているイメージだが、言われてみればあまり見なかったかも。ウインクの安売りはしないということだろうか。


”好きと言ったのは嘘だ”では、

れいにゃん「サビで♡を作る振りを鏡の綺麗に見える角度を研究していました♪」

1番の見所の♡の振り付けを我々目線で綺麗に見えるように練習してきたと努力家なれいにゃんらしいエピソード。確かにれいにゃんの作る♡は一際可愛く見えた気がする。

※タチツテトパワー&僕が持ってるものならについてのトークはメモしきれず…


ちはるん「1曲に1曲私が持ってる全てを詰め込んで残りの時間パフォーマンスしていきます!」

ちはるんから力強い意気込みが語られ最後の楽曲パートがスタートする。まずはテレビアニメを彩った「12.ムズイ」。アイドルアニメのOPとしては似つかわしくないどちらかといえばダークな曲調。生きる意味を追求する、そんなメッセージをうたった楽曲にメンバーのパフォーマンスにも力が入っておりアニメ最終回のライブシーンを彷彿とさせる。次の曲は「13.願いの眼差し」。この曲もちはるんへの応援メッセージのように感じられた。

”願い(声優になりたい夢)は簡単に手が届くものではないけれど、諦めたら願いは叶わない”

”諦めかけそうな時も私たちが遠くから見守ってるよ”

”どれだけ本気で叶えたい夢か試されているんだ”

こんなメッセージをメンバーが送っているように感じた。そしてこのライブ最後の曲は「14.循環バス」。メンバーが円になって一人ずつ向かい合う、文字通り循環する。ちはるんと向かい合うのが最後になり寂しさがこみあげてきたのかサリーの目から涙が零れ落ちている。曲の終わるとちはるんは笑顔。そのまま挨拶…にはいかずにそのままステージは暗転する。

ENCORE

現地組&配信組ともに思うことは同じはずだ。「 もう少しだけ、ちはるんがナナニジメンバーで居るところを見たい 」コロナ禍のライブで声は出せないが会場全体が望んでいるのは確かに感じられる。

みんなの期待に応えるようにステージが明るくなり佇むのはちはるん。しかし、他のメンバーは出てこない。最初に卒業式みたいな催しでもやるのか?と思っていると聞いたことのあるイントロが響いた。ちはるん演じる佐藤麗華のキャラクターソング「 EN1.優等生じゃつまらない」だ。キャラクターソングの披露はまだどのライブでもされていない。ちはるんの最初で最後の披露をこのライブに持ってきたというわけだ。汗を滲ませながらスタンドマイクで歌うちはるんに圧倒される。今ちはるんは自身と麗華の2人の思いを載せて歌っている。歌詞の「さらば青春よ 」に卒業にあたっての別れのメッセージが込められているように感じられた。

曲が終わるとちはるんのファンに向けてのメッセージ。

「私はこのライブをもちまして22/7を卒業します」
「2016年12月24日にスタートしたコンテンツでワクワクした気持ちを覚えています。声優を目指し学校に通いオーディションを受け続ける日々で、22/7のオーディションから4年と5ヶ月が経ち、佐藤麗華というキャラクターとの出会いが特別でした。」

「これからの目標が見つけられ、声優としてステップアップしたいと思えて、麗華とメンバーにありがとうを伝えたいです」

ここまでちはるんが想いを伝えるとメンバーが出てきて全員揃う。

サリー「私たちからちはるんにメッセージがあります!」

そういうメンバー各々の手には手紙が握られている。今度はメンバーそれぞれちはるんに認めた思いを伝えるようだ。メンバーからのメッセージは以下の通り。

かなえる「圧倒的な存在感でこの4年間22/7に向けていたパワーを全部自分に向けてください!」

サリー「ちはるんの卒業が決まってから辞めないでと言いたかった。。。次の現場で会えるのを楽しみにしています!」

れいにゃん「寂しさもあるけどおめでとうの気持ちが大きい。泣かないと決めていた。これから違う道を進んでいくけど千春の夢を応援しています!」

うたちゃん「歌声、声優として、日常の声に救われてきました。これからは近くで聞けないと思うと寂しいです。成長したと思ってもらえるように頑張りたいです!」

なごみん「・・・」

手紙を読もうとするが声が出てこないなごみん。喋るのは無理そうかと思われたその時、手紙を折り畳みしまい始め…

なごみん「初期はちはるんの腕を掴んでいて怖い時はちはるんを見る癖があってちはるんがいつも守ってくれました。恩返しをしたかったけどちはるんが泣いている時はに何もできなくて。ちはるんに強くなったねと言ってもらえるようにちはるんがいなくても22/7で頑張ります。」

もしかしたら手紙には別のことが書いてあったかもしれない。それよりもなごみんは今伝えたいことを優先させ手紙をしまい自分の言葉をつむいだように感じられ胸が熱くなった。

萌ちゃん「ちはるんと22/7のメンバーになれてホンマによかった。夢をずっと応援しています。ちはるんに魔法をかけるね☆ずっとずっと大好き☆」

るーりー「これまでナナニジを22/7を支えてくれてありがとう。たくさん考えさせてごめんね。これからはいっぱい自分を支えてあげてください。」

みずはん「ちはるちゃんにいつも甘えてばかりでトークの時にちはるんチャンがまとめてくれるから好き勝手暴れていました。。」
ちはるん「そうやなw」

みずはん「みんなの個性に影に隠れていたけど、みなさん!ちはるちゃんを見てください!これから輝いてくれるでしょう!」

れったん「この手紙はちはるといるときに下書きしていました(笑)オタ悩み、将来の夢を話したね。頼られるよりも甘えたい末っ子気質。その時に与えられた役割を全うできるのは才能でした。」


ここでれったんからあいなっちからも手紙を預かっていると手紙を代読するようだ。

あいなっち「自分の夢に進むかっこよくて、美しいちはるん。カラオケでは知らない曲ばかりでも歌がうまくて楽しかった!ちはるんの夢が積み上げてきた努力が実ることを祈っています。ちはるん、いやリーダー!今までありがとう!」

涙で途切れ途切れになりながらもメンバー各々ちはるんにメッセージを伝える様子が感動的で貰い泣きした方もいるだろう。


サリー「最後に円陣を組みたい!」

サリーからの提案にメンバー全員が応えアニメでもお馴染みの円陣を組む。

みずはん「薄力粉」
サリー「豚肉」
なごみん「キャベツ」
れいにゃん「長芋」
るーりー「天かす」
ちはるん「紅生姜」
かなえる「干しエビ」
うたちゃん「卵」
れったん「チーズ」
萌ちゃん「お餅」
あいなっち「ベビースター」(誰かが言ったはず)


ちはるん「私にまた夢をみてもいいんだよと言ってくれた方々本当にありがとうございました。本当に最後の曲を聴いてください。」

ちはるんがナナニジとして最後に歌う曲は「15.空のエメラルド」これもちはるんに対するメッセージ曲だ。悩みを抱え塞ぎ込んでいるがサビでパッと前が開けて希望を与えるような楽曲。ちはるんが歌う最後の曲、ちはるんを送り出すのにピッタリの曲だ。


曲が終わるとうたちゃんの手には花束が抱き抱えられている。

うたちゃん「ちはるんへみんなからのありがとうのお花です!」

ちはるん「みんなのカラーが入ってる〜(泣)」

花束にはそれぞれのメンバーカラーと同じ色11色の花を束ねられていた。お互いにその美しさを際立てるようなその花の様子はまるでナナニジメンバーの様子を写しているかのようだ。生花である以上枯れるのは早い。しかし時間が経とうともちはるんの胸に刻まれたその花は色褪せることはないだろう。

ちはるん「これからは自分で決めた道を歩んでいきます。本当にありがとうございました。」

ちはるん「本日はありがとうございました。以上!22/7でした!」

ちはるんの「以上!」の声が綺麗で好きなんだがわかる人いらっしゃるだろうか?この声が聞けなくなるのは寂しい。

ちはるんを残しメンバーが先に捌けた後、本当に最後のちはるんからのラストメッセージ

ちはるん「今日はサイリウム振ってくれてありがとうございました。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。帆風千春の時から知ってるんだって言ってもらえるように頑張ります!」

そう笑顔で伝えちはるんはステージを後にした。ちはるんがリーダとして引っ張ってきたナナニジは今日終わりを告げたが、新体制でのグループの始まり、そして何より一人の声優への夢が始まったのだ。

こうして寂しさと感動と未来の可能性に対する高揚感を残しライブは幕を閉じた。

最後に

 ブログを更新するのに時間がかかり2月末のライブから2ヶ月も経ってしまいました。それにも関わらずレポート記事に目を通していただきありがとうございます。
 7thシングル発売記念とちはるんの卒業ライブとなった本ライブですが、ちはるんのリーダーとしての人柄、メンバーとの絆を改めて感じることができたライブだったと思います。正直精神的な支柱、まとめ役であったちはるんが欠けてしまうのはナナニジとしてはかなりの痛手だと思います。だからこそメンバーそれぞれ何を考え何を為していくのかが問われるのかなと思っていて、そこがこれからの楽しみでもあります。ナナニジ、そしてちはるんの活躍を祈っていますし、これからも応援していきたいと思います。